腰痛は温める?冷やす?どっちがいいの?

腰痛は原則として温めるのが一番!

腰痛があるとき、原則としては 温める のが最善策です。ただし、状況によっては冷やすべき場合もあります。以下に詳しく説明します。

1. 温めることで血行が良くなる
東洋医学では「冷えは万病のもと」とされており、体温計もない時代から冷えを「未病(病気になる前段階)」と捉え、この段階で治療することが名医の仕事だとされてきました。西洋医学では冷えを単に「身体的状態」としかとらえておらず、「冷え症」に関しても、ただ冷えに対して過敏なだけと捉え、治療の対象とはなっていない現実があります。
腰痛は血行不良によって発症リスクが高くなるため、温めて血行を促進するのが一番です。

2. 温めると副交感神経を優位に導ける
私たちの身体は自律神経の働きによって支えられています。自律神経は交感神経と副交感神経の2つから成り、両者のバランスが円滑な生命活動を保ちます。しかし、ストレスや睡眠不足、過労などが原因で交感神経が優位になりすぎると、身体のブレーキが利かなくなり、心身の疲労を回復させることができません。
副交感神経を優位に導くためには、身体を温めることが重要であり、また、もっとも簡単な方法でもあります。単純にお風呂に浸かると気持ちいいものですよね。リラックスすることで副交感神経が優位になり、血管が拡張し血行を促進します。それが腰痛の回復にもつながるのです。

3. 温めるのがNG(冷やした方がいい)なケース
腰痛がある際に、温めるのがNGなケースは、ぎっくり腰(急性腰痛症)などを起こし、腰部に炎症を起こしている場合です。炎症部位を温めてしまうと、かえって炎症状態を悪化させ、腰痛からの回復を遅らせてしまいます。ぎっくり腰などの急性腰痛症の場合には発症から48時間までを目安に、冷やすようにすると良いでしょう。

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